物理は基礎の積み重ねが大事です。
基礎の積み重ねの上に入試問題があります。
いろいろなパターンの問題を解けばいいと思っているかもしれませんが、
パターンは無数にあります。全パターンを記憶するのは不可能に近いです。
もちろんできる人もいると思います。私は無理でした。
まず、公式を作れるようになることを必死にやりましょう。
入試問題ではちょっとひねった公式を作る問題が良く出ます。
図やグラフを駆使して式を考えてみましょう。
新課程では、初めのほうから斜方投射や相対速度など、
高校数学を知らないと解けない問題が出てきます。
私は高1の最初のほうに三角関数とベクトルを教えてしまいます。
でないと解けないからです。1次関数、2次関数も使います。
数Ⅱの範囲になれば微分積分もでてきますので、それが終わってから、
もう一度物理の公式を見直してみると良いでしょう。
速度や加速度は時間関数の微分です。
ややこしい関数の面積は積分で出します。
つまり、v-tグラフから出す距離や、
熱力問題の仕事やエネルギーの値などです(まだまだあります)。
エネルギーの式はほとんどは積分です。
数学で習うべきところを習ってから物理を勉強し始めたらいいのでしょうか?
続きはまた次回に