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フェーン現象の原理

暑いですね。

名古屋は、鈴鹿山脈を越えてくる風のフェーン現象が起きている原因でかなり暑いです。

このフェーン現象はどのような原理で起きているのでしょうか。

同じ標高で、山を越える前と比べて越えた後の気温がなぜ高いのでしょうか。

空気の塊を考えて、山を越える前は空気の塊が上空に向かって行き、気圧が下がるので断熱膨張、山を越えた後は下に降りて行き、気圧が上がるので断熱圧縮と考えます。山を越えた後、同じ高さに戻ってくると圧力は同じなので気温も同じ筈です。

ではなぜ気温が違うかというと、空気の塊が山に沿って上昇していくとき、膨張を起こして、気温が下がりはじめます。空気の塊のなかでは含んでいた水蒸気が凝縮して水になったり、小さな氷の粒になったりします。このとき、水蒸気が持っていた熱エネルギーを空気の塊の中にに放出するので、空気の塊の温度降下は緩やかになります。そして、山を越える前に雨を降らしたりすることで、空気の塊が乾燥します。その後、山を越えて空気の塊が下に降りてくると圧力が上がり気温があがります。凝縮熱の分だけ高い気温になります。

フェーン現象が起きると乾燥して暑いんです。

そして名古屋は、乾燥した暑い空気と伊勢湾からの湿った空気が混ざり、蒸し暑い最悪な状態になるそうです。